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2013年7月22日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(7月22-28日)

今回の参議院選挙は一体何を意味するのだろう。21日夜、某テレビ局選挙特番でのコメント依頼があった。帰りに乗ったタクシーの運転手さんは、今回「生まれて初めて共産党候補に投票した」という。そういえば、確かに今回共産党は健闘している。

運転手さんによれば、今回は民主党に幻滅したが、自民党などに入れる気もないので、思い切って共産党に入れたのだそうだ。民主党は壊滅的敗北だったが、同党以外の中小政党も共産党を除けば概ね伸び悩んでいるようだ。

一方、自民党の得票率は34.7%だったが、全体得票率は52%程度で2010年の数字を5ポイント強下回る低得票率だった。要するに、自民党は圧勝した割りに票が伸びていないということか。自民党得票数も事前予想ほどではないそうだ。

自民党の獲得議席数は単独過半数には及ばず、引き続き公明党との連立が維持される。この微妙な結果は日本国民が「自民党には勝たせるが、防衛・安保などで劇的な変化までは望んでいない」ことを示しているのかもしれない。

22日に中国の国家海警局が正式に始動した。全国に11個の海警総隊を置き、総人員は16000人余り。日本の海上保安庁が12000人ほどだから、決して小さくはない。当面は日本の海保に頑張ってもらうしかないだろう。

25日から安倍首相はASEAN三カ国を歴訪する。特に、フィリピンでは歓迎されるだろう。それにしても、日本の総理がこれほどASEAN諸国を重視してくれることは有難い。また、シンガポールではバイデン米副大統領とも会談する。

中東では再びシリアに注目したい。一時は崩壊かとすら思われたアサド政権だが、このところ盛り返しているようであり、当面の危機は脱しつつあるようだ。このタイミングでも、英米等主要国はシリア反体制派への武器供与を控えている。どうやらアサド政権は一息つくことが出来そうだ。本当にこれで良いのだろうか。

いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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