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2013年5月20日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(5月20-26日)

先週の飯島内閣官房参与による「極秘訪朝」には正直驚かされたが、最も驚いたのは日本メディアの報道振りだった。政治任用職たる総理補佐官や内閣参与が政治指導者の意を体し水面下で行動するのは当たり前の話、決して驚くにはあたらない。

米韓が不快感を表明したというが、不快感を隠さないのは日本の一部マスコミ人ではないのか。冗談じゃない、「極秘接触」なら韓国や米国だってやっている。そんな重要な話を米韓がわざわざ外国に事前通報した例など聞いたことがない。

日米韓連携には常に微妙な温度差がある。一昔前の韓国の太陽政策やブッシュ政権時代の対北朝鮮宥和外交などは三国連携を乱す典型例だったが、当時ですら三国は相互批判を控えていた。その意味でも、最近の韓国外交はちょっと異常だ。

結果的に、北朝鮮側リークで飯島参与の「極秘訪朝」はなくなったが、この種の情報はいずれ公表されること。むしろ、今後の関心は、日本側がいつ、どのようなタイミングで動き始め、いかなるメッセージを北朝鮮側に送るかではないか。

今回は北朝鮮側からのアプローチだったとしても、先方が拉致問題で素直に日本の要求を全て呑むとは思えない。仮に北朝鮮から何らかのシグナルがあったとしても、それは北朝鮮一流の「癖球」である可能性が高い。要注意である。

いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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