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2013年4月 8日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(4月8-14日)

今週は米国のケリー新国務長官が中東から東アジアを歴訪する。

先週末にイスタンブールでシリア問題を協議、8-9日にはイスラエルとパレスチナを訪問する。その後、ロンドンでG8の外相会議に出た後、12日に韓国、13-14日が中国、14-15日が訪日という相変わらずタイトな国務長官スケジュールだ。

ケリー長官は先々週にオバマ大統領に同行して既にイスラエルを訪問しているが、就任後アジア訪問は初めてだ。同長官が中東地域と東アジアの繋がりについて身をもって理解してくれると良いのだが。いずれにせよ、「ケリー」は「ヒラリー」ではない。

ヒラリーといえば、本稿を書いていたら、あるテレビ局から取材があった。英国のサッチャー元首相が亡くなったが、お前面識はあるかと聞かれた。彼女は享年87歳、普通なら面識などあるはずはないが、実は筆者、彼女を東京で見かけたことがある。

彼女の首相就任は19795月だから、同年6月末の東京サミット(主要国首脳会議)には参加している。筆者は当時外務省入省直後の研修生、東京サミットのロジ(輸送班)の末席だった。羽田での首脳到着担当だったから、彼女も例外ではない。

サッチャリズムは妥協を許さない政治哲学の典型だが、一番感心したのは、あの「揺り籠から墓場」までの英国を、市場原理に基づく自由主義経済として立て直したあの手法だ。天晴れという外ない。サッチャリズムこそ今の日本に必要なものである。

アイアン・レイディという言葉は正に彼女のためにある言葉だろう。当時のレーガン大統領との息もぴったり、英米の「特別の関係」を象徴していた。伝統を重んじる国だが、英国の女性のトップは皆強力である。大したものだ。心からご冥福を祈りたい。

いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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