フォト
無料ブログはココログ

« 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月4-10日) | トップページ | 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月18-24日) »

2013年2月11日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月11-17日)

先週は人民解放軍海軍の船が海上自衛隊艦船に火器管制レーダーをロックオンさせた事件で大騒ぎとなったが、今週はどうだろうか。それにしても、今回の日本側の対応は鮮やかだった。むしろ、余りに鮮やかだったので、逆に心配になるほどだ。

日本側が、公の場で、中国側の非を、あれほど論うことはめったにないことだ。逆に言えば、中国共産党、政府、軍関係者は一様に面子を潰されたと感じただろう。そうであれば、何時、何処でかは分からないが、彼らは必ず報復するだろう。要注意だ。

今週からタイで「コブラゴールド」が実施される。今回で32回目を迎えるこの東南アジア最大級の多国間軍事演習には、日米韓とシンガポール、インドネシア、マレーシアが参加するが、今年は初めてミャンマーがオブザーバー参加するそうだ。

今年で自衛隊部隊の参加は9回目となる。昨年と同様今年も、自衛隊の国際平和協力活動及び在外邦人等輸送に係る統合運用能力の向上を図るのが目的らしい。個人的に興味深いのは参加する自衛隊の各部隊名等だ。

昨年は統合幕僚監部、陸上幕僚監部、西部方面隊、中央即応集団、陸上自衛隊衛生学校、中央情報隊、航空総隊、航空支援集団、航空教育集団、航空自衛隊補給本部、情報本部及び内部部局の要員が参加している。恐らく今年も同様だろう。

以上を見る限り、海上自衛隊を除く自衛隊の主要部隊がほぼ揃っており、参加目的が自衛隊の統合運用能力の向上との説明も頷ける。このような演習を今後も続け、在外邦人輸送能力を向上させておくことは極めて重要だと思う。

ところで、北朝鮮の核実験はどうなったのだろう。このまま止めるはずはないのだが、どうなったのか気になるところだ。いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

« 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月4-10日) | トップページ | 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月18-24日) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1401198/49342956

この記事へのトラックバック一覧です: 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月11-17日):

« 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月4-10日) | トップページ | 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(2月18-24日) »