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2013年1月 7日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(1月7-13日)

幸い米国では「財政の崖」っぷち問題について議会と妥協が成立し、マーケットは好感している。だが、これでも一安心にはほど遠い。このままでは2ヵ月後に問題が再発しかねない。その余波が日本を含む全世界に及ぶ危険も変わらない。

安倍新内閣はロケットスタートだ。年末から矢継ぎ早に新政策を打ち出しているが、日本のメディアは驚くほど静かだ。今新政権を批判してもしょうがないと思っているのか、国会が始まったらいずれボロがでると高を括っているのか。当面様子見だろう。

シリアのバシャール大統領の演説は酷かった。彼が長居すればするほど、現政権崩壊後のシリア情勢は複雑化しそうな勢いだ。今週は8日にも米軍のペトリオット部隊がドイツからトルコに移動する。どうやら米国は本気だ。

トルコといえば、10日にはアゼルバイジャンの天然ガスプロジェクトを請け負ったコンソーシャムがナブッコ・パイプライン計画に参加するという。ナブッコ・パイプライン計画とはトルコを起点にカスピ海地域の天然ガスをヨーロッパへ輸送する計画のこと。

欧州にとってはロシアに依存しない天然ガス供給先として戦略的に重要だ。最近日本のマスコミではシェールガスの話題で持ちきりだが、このシェールガス革命はこうした欧州の動きにいかなる影響を及ぼすのだろう。

また、アゼルバイジャンなどカスピ海沿岸諸国の中長期的エネルギー計画に対する影響はどうか。トルクメニスタンやイラクの将来とも合わせ、研究する価値がありそうだ。

いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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