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2012年11月26日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(11月26日-12月2日)

先週11月21日にガザをめぐる停戦合意が成立したのも束の間、22日にはモルスィ大統領が大統領権限を大幅に拡大する改正憲法令を発布し、エジプトは再び混乱に陥っている。27日には判事やジャーナリストが無期限ゼネストを呼びかけている。
大統領の手法は最近までエジプト軍の最高評議会が使ってきた姑息なやり方で、何のことはない、エジプトは徐々に無法状態に戻る可能性があるということ。これではエジプトに法の支配に基づく民主主義が定着する可能性はますます遠のくだろう。
驚いたことに経団連会長が11月22日から「極秘で」訪中していたと26日の会見で述べたそうだ。あれあれ、政治の世界では「極秘」の訪問は本来「極秘」のままのはず。会談に成果があれば、当然物事は動き続けるわけだから、「極秘」状態も基本的に続くはずだ。
にもかかわらず、帰国後すぐに喋ったということは、可能性は二つだけ。訪中にほとんど成果がなかったか、沈黙を続けることに我慢できなかったか、のどちらかだろう。
やはり日中関係に関わる人々の言動はどんどん劣化しているのだろうか。そういえば、先日も外務次官の「極秘の」上海訪問が中国側にすっぱ抜かれた。どちらが悪いかは知らないが、これでは外交にならない。やはり総選挙と全人代が終わらないと駄目なのか。いずれにせよ、前途多難である。

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