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2012年10月15日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(10月15-21日)

15日のEU外相会議では対イラン制裁が議論される。日本の国際ニュースは中国、尖閣、IMF総会ばかりだが、欧米の主要国際関心事は、いつも申し上げるとおり、イランとシリアだ。この座標軸を忘れると、国際情勢がはっきり見えにくくなる。

既に報じられているように、黒鉛や各技術関連ソフトウェアや石油・ガス関連設備などの対イラン輸出だけでなく、イラン産ガスの輸入、EU企業によるイランの石油・ガス輸送貯蔵、短期貿易保険まで禁止すれば、イラン経済への新たな打撃となろう。

イランでは最近自国通貨リヤルの対米ドルレートが急落し、物価高で抗議デモを行った一般民衆は勿論、現体制の支持層であるバザール商人たちも大きな被害を蒙っているはずだ。現大統領がこの経済状況を正確に理解しているとは到底思えない。

欧州といえば、ユーロ問題も解決に向かっている訳では全くない。18日にはまたギリシャでゼネストが呼びかけられているそうな。一体何をやっているのだか。これではあのドイツ人たちが「財政健全化」という呪縛から逃れるのに時間がかかりそうだ。

欧州、イラン以外では、インドとロシアの動きが要注意だ。15日には印露政府間委員会が開催され、貿易、経済、科学、技術、文化に関する協議がニューデリーで開催される。中国のことを考える上でも、ロシアとインドの動向には注目しておきたい。

いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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