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2012年8月20日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(8月20-26日)

 8月15日の香港民間活動家による尖閣上陸事件のおかげで、静かなはずの東京お盆休暇が消え失せた。16日からの5日間でTV取材・生出演依頼が20件、本20日には、生出演依頼が朝昼晩の三回も入り、遂に声まで枯れてしまった。
 おかげで締切日直前まで原稿が一行も書けず、実に往生した。このカレンダーも20日深夜に泣く泣く書いている。来週までには通常の生活に戻らないといけない。TV出演やインタビューは放電ばかり、どこかで充電しないと大変なことになる。
 不思議なことに、韓国大統領による竹島上陸と香港活動家による尖閣上陸のダブルパンチにもかかわらず、多くの日本国民は興奮・憤慨すらしない。先週、先々週のロンドン五輪による瞬間的国民「総民族主義者化」現象は一体何だったのだろう。
 欧州ではユーロ危機の行方を決める会議や報告書の作成が進んでいる。これらの結果が出るのは9月だが、先行きは芳しくない。今週も独仏、独ギリシャなど幾つかの首脳会議が予定されているので要注意だろう。
 中東も相変わらず、シリアでは国連監視団が店仕舞いを始めた。アナンに代わるブラヒミ特使は成功しないだろう。彼には2004年バグダッドで会ったことがある。アルジェリア出身の温厚な紳士だが、スンニー派の彼にシリアでの大仕事は無理だ。
 18日にラマダンが明けたので、中東地域の政治は再び動き出す。個人的に気になるのは、米中が中東問題で定期対話を始め、次官級の初会合を北京で開催したというニュースだ。10年前日本が中東和平プロセスから脱落したツケはかくも大きい。
 いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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