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2012年1月30日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(1月30日-2月5日)

 29日からIAEAの調査団がイランに入っている。IAEA側の目的はイランの核軍事利用の有無の確認だが、イラン側は核平和利用を証明するために調査団を受け入れたとしている。相も変わらぬ「懲りない連中」だとは思うが、これは仕方がない。
 昨年後半から米国は対イラン制裁強化に向け動き出した。今回の目玉はイラン原油禁輸、EUですら禁輸を含む制裁措置に合意しつつあるという。EUがその方向に動けば、日本の動ける幅は狭まる。残念ながら、これがイラン・ゲームの力学だ。
 当然イランは反発し、昨年末からホルムズ海峡で軍事演習を続けている。イラン軍人が海峡封鎖説を唱え、これがマスコミに報じられるようになると、それだけで原油価格は上昇、高止まり傾向を示し始める。これもイラン・ゲームの力学の一部だ。
 しかし、イラン問題をホルムズ海峡や核兵器開発疑惑だけから論じても、イランを巡るグレート・ゲームの本質は見えてこない。中東全体を見た上でイランを論じないと・・・。イラン問題を書き出すとキリがないので、本日はこのくらいにしておこう。
 米大統領選挙について最後に一言。これまで「弱い大統領候補でも対立候補が更に弱ければ勝つ」、「相手候補者が最も弱くなる原因は相手の党が割れること」と書いてきた。最後の格言は「無党派層の多くは10月にならないと態度を決めない」だ。
 では何故評論家や専門家は予想を続けるのか。答えは簡単。彼らはこれで飯を喰っているからである。少なくとも今年の夏までの間、専門家の結果予想の殆どは無意味だ。これが過去36年間、米大統領選挙をフォローしてきた筆者の実感である。
 いつものとおり、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

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