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2011年10月24日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(10月24-30日)

 20日にリビアのカダフィが殺害された。敢えて「殺害」なる言葉を使ったのには理由がある。拘束された時、恐らくカダフィはまだ生きていたと思われるからだ。詳細は不明であり、国際法違反かどうかも現時点では分からない。
 報道によれば彼を拘束した部隊の司令官は「カダフィ生存のため努力したが、神の意思は我々の意思より強い」と述べたそうだ。冗談じゃない。これは神の意思などではない。そこにいた誰かがカダフィを殺し、司令官はそれを阻止しなかったのだ。
 こんな連中の集まりが国民評議会だとすれば、リビア政治に将来などない。こんな国に法の支配や民主主義など定着するわけがない。「アラブの春」と誰が言ったか知らないが(実はこれはG7が使った言葉だ)、無知ほど恐ろしいものはない。
 カダフィの死は革命の終わりなどではなく、恐らくは新たな混乱の始まりだろう。せめてリビアの混乱が最小限に止まることを祈りたい。この種のことが中東で続けば、中東の民主化どころか、事態は益々不安定化するばかりだろう。
 いつもの通り、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する

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