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2011年7月18日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(7月18日-24日)

 何と言っても今週の焦点はインドネシアで開かれるASEAN拡大外相会合、ASEAN地域フォーラム会合であろう。昨年の今頃は、クリントン国務長官が演説で、「南シナ海の航行の自由などは米国の国益である」と述べて大騒ぎになった。
 今年中国は如何に対応するのだろうか。ASEAN側は11月のASEAN首脳会議までに、南シナ海での行動について「行動宣言」から「行動規範」への格上げ(法的拘束力を加える)を考えているようだが、中国側の巻き返しは必至だろう。
 ASEAN・日米などが如何に連携を維持できるか、逆に言えば、中国側がどれだけASEAN分断を図れるかが鍵になる。今回も中国が柔軟に対応しないとなれば、南シナ海をめぐる意見の相違はかなり長期化し、中国の孤立も深まるだろうが、中国側に譲歩の兆しはない。
 中東情勢は相変わらずだが、最近イランとトルコの動きがちょっとおかしい。イラクからの米軍撤退を睨み、イランが虎視眈々と影響力拡大を画策しているようだが、トルコもそのゲームに加わるのだとすれば、湾岸情勢は更にややこしくなる。
 それ以外では、リビアも、イエメンも、エジプトも、シリアですらも、何かが動きそうで、未だ何ら実質的変化のない状況が続いている。これは次の新たな段階までの単なる移行期なのか、それともこのまま変化せずに終わるのか。どうも予測は難しい。
 いつもの通り、この続きはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載します。

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