フォト
無料ブログはココログ

« 【執筆】中国株式会社の研究 その106 2011年4月15日 JBPress | トップページ | 【宮家邦彦のWorld Watch】エネルギー戦略は大丈夫か 産経新聞2011年4月21日朝刊 »

2011年4月18日 (月)

宮家邦彦の外交・安保カレンダー(4月18-24日)

 福島第一原発事故は月単位ではなく、年単位の長期戦となりそうだ。どの新聞も紙面は原発や放射線関連記事ばかり。海外情報は最小限しかなく、そもそも小さい国際面が益々小さくなっている。
 先週中国海南島でBRICS首脳会議が開かれ、南アフリカ大統領が初めて参加した。BRICS諸国に共通戦略があるとは思えず、今のところは戦術レベルの「弱者同盟」の域を超えていないが、同サミット宣言文も回数を重ねるにつれかなり洗練されてきた。やはり、侮ることは禁物であろう。
 中東諸国の状況も先週と大きく変わっていない。2月上旬ごろ、やれ民主革命だ、フェースブック革命だ、と囃し立てていた人々も今やすっかり寡黙になってしまった。一体あれは何だったのだろう。年をとったせいか、余程の事がないと驚かなくなった。
 中東地域を長く見てくると、権力者も国民もそう簡単には変わらないと考えがちだが、中東地域における最近の変化は、これまでとはちょっと違う、「本物」ではないかと思う。但し、それがなぜ本物なのかを今は十分説明できないのだが・・・。
 1978-9年、イラン革命が起きた。その影響は瞬く間に中東地域全体に波及した。当時私が感じた知的興奮のことを説明しても、若い人々にはなかなか分かってもらえないのだが、少なくとも、今の中東にはそのような知的興奮はまだ始まっていない気がする。それが始まるのは何時の事だろうか?

 続きのカレンダーについてはキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載しています。

« 【執筆】中国株式会社の研究 その106 2011年4月15日 JBPress | トップページ | 【宮家邦彦のWorld Watch】エネルギー戦略は大丈夫か 産経新聞2011年4月21日朝刊 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1401198/39664044

この記事へのトラックバック一覧です: 宮家邦彦の外交・安保カレンダー(4月18-24日):

« 【執筆】中国株式会社の研究 その106 2011年4月15日 JBPress | トップページ | 【宮家邦彦のWorld Watch】エネルギー戦略は大丈夫か 産経新聞2011年4月21日朝刊 »